理学療法士を目指す学生が看護学生と学びの場を共有 それぞれの役割の違いを学ぶ 秋田

秋田朝日放送

理学療法士をめざして秋田市の専門学校に通う学生たちが同じ医療の道を志す看護学生と学びの場を共有しました。将来を見据え連携を深めます。

秋田県内初の理学療法士を養成する専門学校「秋田リハビリテーション学院」の学生が市内の看護学校「中通高等看護学院」の学生と一緒に授業を受けました。

聖霊女子短期大学の教員も参加して行われる授業のテーマは「理学療法士と看護師、管理栄養士の連携」です。将来同じ現場で働くことになる人たちがそれぞれの役割の違いを学び互いに尊重し合う中で患者の支援に向けた連携の意義を理解してもらうことが目的です。

学生たちは自宅で倒れ麻痺の症状がみられる患者に対してはどのような治療を行いどんな目標を達成するのか話し合いました。秋田リハビリテーション学院ではこうした授業を行うのは初めてで「今回学んだことを今後の医療・介護・福祉の業界でいかし即戦力として活躍してほしい」としています。授業は5月にも行われます。

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