広島の高校生がパールハーバーを訪問 松井市長に帰国報告「平和という目的は一緒」

広島市の平和公園と姉妹公園協定を締結したハワイのパールハーバー国立記念公園を研修で訪れた高校生が学習の成果を松井市長に報告しました。

広島市役所を訪れたのはグローバルイシューズという、平和を中心に世界の様々な課題を解決するために行動を起こせるリーダーを目指す科目を選択している広島女学院高校の生徒です。
生徒は学習の一環として毎年、ハワイのパールハーバー国立記念公園を訪れていますが、今年は姉妹公園協定締結を受け、現地の責任者と意見交換を行った学習の成果を市長に報告しました。

【生徒は】
「平和という目的は一緒なので、包括的に理解することが大事だと思った。私たちは自国のことばかり学びがちだが、色々な情報や考え方を吸収することが大事だと思う」

市長は「立場や考え方の違いはあっても平和を願う気持ちは同じ」と述べ、若い世代の今後の行動に期待感を示しました。

【生徒は】
「衝突をなくして話し合いで解決していく雰囲気であったり、過去のものを弔う気持ちであったり、そういったものが共通している心だと思う」

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