頂き女子りりちゃんと名乗り、男性3人から約1億5600万円をだまし取った罪などに問われている女の裁判で、名古屋地裁は4月22日、女に懲役9年などの実刑判決を言い渡しました。
起訴状などによりますと、住居不定・無職の渡辺真衣被告は恋愛感情を利用して、男性3人から現金あわせて約1億5600万円をだまし取った詐欺などの罪に問われています。
22日の判決公判で名古屋地裁の大村陽一裁判長は、「男性に対して言葉巧みに恋愛感情を抱かせ、金をだまし取った狡猾な犯行。意中のホストらの売り上げに貢献するための資金を得たいなどと考えた動機は、身勝手で酌むべき事情はない」などとして、渡辺被告に懲役9年、罰金800万円の実刑判決を言い渡しました。