3日前(4月19日)に開通したばかりの熊本市の市道で、車4台が絡む事故があり、1人がけがをしました。
きのう(4月21日)は宇土市で3人が死傷する事故もあり、警察が当時の状況を調べています。
きょう(4月22日)午前9時20分ごろ、熊本市西区花園(はなぞの)の市道で、軽乗用車が乗用車と衝突しました。
さらにこの事故に気付いて急停止した別の乗用車が、軽乗用車に追突されました。
警察によりますと、このうち男性1人が軽いけがをしました。
現場は信号機のない丁字路で、最初に衝突した軽乗用車は脇道から市道に入ろうとしたということです。
この道路は、市道の花園上熊本線(はなぞの かみくまもとせん)で、4月19日に開通したばかりでした。
一方、きのう(4月21日)は宇土市の国道で事故があり、親子3人が死傷しました。
きのう午前10時35分ごろ、宇土市赤瀬町の国道57号で崖から乗用車が転落しました。
この事故で、車を運転していた熊本市西区の外村千富(ほかむら ちふみ)さん(35)が死亡。
一緒に乗っていた4歳の長女と2歳の四男も重傷でしたが、警察によりますと命に別状はないということです。
一夜明けた現場でも痕跡が事故の激しさを伝えていました。
記者「きのう事故があった現場です。一夜明けたきょうも、いまだタイヤ痕は残っていて、飲食店のテラス席には壊れた机やブロック塀などが残っています」
警察によりますと、少なくとも2歳の男の子は、チャイルドシートに座っていたということです。
警察が当時の詳しい状況を調べています。