青森県立美術館「あおもり犬」への外部通路が23日オープン 「美術館にとって春の始まり」

青森県立美術館のシンボルの一つ、「あおもり犬」に通じる外部通路が、23日にオープンします。

冬期間は閉鎖している外部通路。オープンに先だって行われていたのは…。

【澤田愛美アナウンサー】
「毎年雪解けを待って、4月ごろに洗浄を行っているあおもり犬。きょうは青空のもと、水浴びをして心地よさそうですね」

水洗いされていたのは、高さ8.5メートル、横幅6.7メートル、奥行9メートルのあおもり犬。美術家・奈良美智さんの作品です。

洗浄機やスポンジを使って6人がかりできれいにしていきました。

【清掃員 三上寿文さん】
(Q.きれいになっていくあおもり犬を見て)「心なしか笑顔になっているような気がして、こちらとしても大変やりがいがある清掃だと思いました」

【青森県立美術館経営管理課 荒木泰久副課長】
「あおもり犬が、あすから開通するのですけれども、この開通というのは美術館にとってみても春のシーズンが始まったなと実感する時でもあります。あしたからあおもり犬を間近に見て触ることもできますので、多くの方々に県立美術館にお越し頂いて、『あおもり犬』と一緒に遊んで頂ければいいなと思っております」

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