「韓国を震撼させた」「日本はベンチも怖い」宿敵メディアがかなり警戒する大岩J戦士は? 本人は「ハットを狙う」【U-23アジア杯】

大岩剛監督が率いるU-23日本代表は4月22日、パリ五輪のアジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップのグループステージ最終節で、永遠のライバル韓国と対戦する。両国すでに決勝トーナメント進出を決めているとはいえ、より五輪出場が近付く1位突破が懸かっており、非常に重要な一戦だ。

この注目必至の日韓戦において、キーマンとして挙げられるのが、“韓国キラー”内野航太郎(筑波大)である。唯一の大学生として参戦している19歳のFWは、昨年9月のアジア競技大会で1ゴールを挙げたほか、今年3月の全日本大学選抜として出場した日韓定期戦では2発を叩き込み、強烈な印象を残した。

それだけに韓国側も警戒を強めており、同国メディア『ISPLUS』は「日本はベンチも怖い。AG(アジア競技大会)の時にファン・ソンホン監督を震え上がらせた韓国キラーの存在」と題した記事を掲載。「韓国の最大のライバルは、ベンチにも強力な選手が揃っている。コウタロウ・ウチノは近頃、韓国に強さを発揮している1人だ」と伝えている。

【PHOTO】カタール開催のU-23アジアカップに向け、新背番号でポートレート撮影に臨んだU-23日本代表!
「両チームの明暗を分ける運命の日韓戦。主力ではなく、ベンチに控えるウチノに注目したい。日本代表チームの唯一の大学選手で、『韓国キラー』だ。彼は昨年、日本代表チームの一員として杭州アジア競技大会を戦い、韓国との決勝戦でゴールを決めた。

当時、ファン・ソンホン監督はチョン・ウヨンとチョ・ヨンウクのゴールで金メダルを獲得したが、ウチノの先制点は韓国を震撼させた。彼はちょうど1か月前にも韓国のゴールネットを揺さぶった。大学日韓定期戦に出場し、韓国大学代表を相手にマルチゴールを記録し、2-0の完勝に導いたのだ」

すでにマンマークを受ける若きサムライは、「まずは1点ですけど、ハットトリックを狙っていきます」と意欲十分だ。再び強烈な一撃をお見舞いし、宿敵を恐怖のどん底に突き落とせるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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