SNS使った投資詐欺から70代男性を守る もみじ銀行緑井支店へ感謝状 広島県警

SNSで投資話を持ち掛けられた男性を説得して詐欺を防いだとして、銀行が警察から感謝状を受けました。

22日、広島市の安佐南警察署で感謝状を受け取ったのはもみじ銀行緑井支店です。

緑井支店などによりますと、先月18日、70代の男性が窓口を訪れました。
この男性は無料通信アプリ「LINE」で、架空の投資グループから実在する企業への投資を持ちかけられ200万円を振り込もうとしていました。

男性は投資グループの中に能登半島地震に関する基金を創設した投資家がいるといわれ信用したということです。
対応した銀行職員は不審に思い、詐欺を疑って上司に相談。男性を説得して警察に通報しました。

【もみじ銀行 緑井支店・武田 千穂さん】
「(手口が)巧妙だなと。だましている風に取られないように上手に(話を)持っていくんだなと思いました。お客さまの預金を守れたのがそれが何よりです」

SNSを利用した投資詐欺は全国的に急増していて、県内でも今年2月末まででおよそ3億1千万円の被害が確認されています。

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