パリオリンピック・パラリンピックの出場権獲得! ボート競技「ローイング」で鳥取県ゆかりの古田直輝選手・森卓也選手

うれしい知らせが届きました。パリオリンピック・パラリンピックのボート競技「ローイング」。鳥取県にゆかりのある選手がアジア・オセアニア大陸予選で好成績を収め、オリンピックへの出場権を獲得しました。

鳥取県南部町出身で、米子工業高校卒業の古田直輝選手は、4月21日に韓国で行われた、ボート競技「ローイング」のアジア・オセアニア大陸予選男子軽量級ダブルスカルに、宮浦真之選手と出場。レース終盤で、ウズベキスタンのチームを抜いて見事1位となり、オリンピックの出場権を獲得しました。

鳥取県ゆかりの選手では、女子板飛び込みの三上紗也可選手に続いて2人目のパリオリンピック出場権獲得となります。

鳥取県の平井知事は、「米子工業高校ボート部で培った剛腕と胆力でこぎ切って、栄冠を勝ち取るよう県民とともに応援する」とコメントしています。

また、同時開催となったパラリンピックのアジア・オセアニア大陸予選。米子市在住の森卓也選手が男子シングルスカルに出場しました。レースは惜しくも2位となりましたが、1位のカザフスタンの選手が装備品の不備により失格となったため、出場権獲得が決まりました。

森選手は日本海テレビの取材に対し「現状に満足することなく、パリパラリンピックではさらに良い結果が出せるよう練習に励んでいきたいと思います」とコメントしています。

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