【大相撲】大の里に未成年力士との飲酒が発覚 師匠・二所ノ関親方とともに厳重注意

大の里

大相撲期待の星に、まさかの不祥事だ。日本相撲協会は22日、二所ノ関部屋所属の幕内大の里(23)と未成年の幕下以下力士が昨年の9月、二所ノ関部屋内で共に飲酒していたことを発表した。

相撲協会によると、師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)が報告を受けた際、大の里と幕下以下力士に対して厳しく指導。このたび、二所ノ関から協会へ報告があり、問題が発覚した。協会でヒアリング調査を行った上で、幕下以下力士が未成年であることを知りながら共に飲酒していた大の里と、師匠である二所ノ関親方に対し、コンプライアンス部長から厳重注意を行ったという。

大の里は新入幕だった1月の初場所で敢闘賞を受賞。3月の春場所でも千秋楽まで優勝を争う活躍で敢闘賞と技能賞をダブル受賞した。次の夏場所(5月12日初日、東京・両国国技館)での新三役が有力視されるなか、不適切な行為が発覚した。

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