高岡法科大 学生の家族らへ 閉学について説明会

2025年度以降の学生の募集停止を決め、閉学となる高岡法科大学は20日、学生の家族らに対して説明会を開きました。保護者からは「募集停止は急な話だ」といった不満の声もあがりました。

20日、非公開で行われた説明会には学生の家族ら41人が出席しました。保護者によりますと大学側から募集停止に至る経緯について説明があったほか、保護者から寄せられた今後の授業体制や就職活動への支援に関する質問に対して回答があったということです。2時間にわたり行われた説明会。参加した保護者からは戸惑いの声も、あがりました。

学生の保護者

「急な話じゃないですか、いきなり早々にこういう話受けて、これからこうしてきますよ、という話を言われたとしても、それを100%納得できる人は保護者も生徒も含めていないと思う」

「就職に関しても最後まで責任持って今と変わらぬ体制でしっかりやりますよと、先生方も最後まで責任持って1人1人に対応していきますよ、っていうことをしっかりお聞きできたので」

「今後4年間、我々の質問に対する回答をしっかり実行していただければ、そこまでもう今不安はないような感じで受け止めました」

大学はすでに在校生や新入生への説明会を終えていて、今後は学生や保護者に対して個別に対応を続けていくとしています。

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