【山口天気 夕刊4/22】あす(火)は午後中心に雨傘の出番 南北に揺れ動く前線の動向に注意を 大型連休の天気は…?

週末から天気がスッキリしない県内…きょう22日(月)も分厚い雲が広がる一日で、日中は瀬戸内側を中心に弱い雨が降った所もありました。

今、日本の南には東西に長く前線が横たわり、前線の微妙な南北の揺れ動きで、県内は天気がぐずついたり、少し持ち直したり、を繰り返す状況です。

その前線が、あす23日(火)は、東シナ海方面から少し北上してくる見通しです。

この前線の北上に伴い、九州、四国方面から広がる雨雲が、あす23日(火)の昼頃から県内に流れ込み、午後は広く雨が降ったり止んだり、となってきそうです。

一時的に、やや大粒の雨になる所もあるほか、ぐずつく天気のため日中の気温上昇が鈍く、雨に濡れると、実際の気温よりヒンヤリ感じられることもありそうです。雨に濡れて風邪をひかないようにも、十分ご注意ください。

あさって24日(水)の午前にかけて、雨は降ったり止んだり。

木曜日は、今週の中では一番しっかり晴れる見込みです。

金曜日は、徐々に雲が厚みを増していき、週末から始まるゴールデンウィーク前半は、まだ南北に揺れ動く前線の影響を受けやすく、雲が厚みを増して、多少雨が降ることもあれば、少し日が差すこともあったり、と前線の南北の揺れ動き次第で、小刻みに天気が変わりやすいでしょう。

5月初め頃にも天気がぐずつく可能性がありますが、後半の4連休は、連休前半戦よりは高気圧がやってくる可能性があり、4日間のうちの半分、2日程度は、晴れ間十分の日が期待できるかな、と見込んでいます。

まだ、先の予報ほど不確定要素は多い状況ですが、連休後半中心の晴れ間に期待を抱きながら、今後も随時、最新予報は確認して、お出かけの予定を練って頂きたいと思います。

なお、晴れると汗ばむ暑さとなることも多い見通しのため、お出かけの際はこまめな水分補給など、熱中症対策もしっかり意識していきましょう。

(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)

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