【女子野球】初の公式戦!新潟医療福祉大学女子硬式野球部 笑顔・元気・全力プレーで一歩ずつ【新潟】

初の公式戦!新潟医療福祉大学女子硬式野球部

3月に始動した新潟医療福祉大学女子硬式野球部が初の公式戦に臨みました。常に笑顔で元気よく、全力プレーをモットーに、歴史を刻む一歩を踏み出しました。

県内初の大学女子硬式野球チーム「新潟医療福祉大学」。男子との練習など、新たな女子大学野球のモデルを築きながら練習に取り組んできました。
■渡辺茜選手
「勝負に勝ってこその野球なので、まず一勝できるように頑張っていきたい。」

チーム発足から3週間早くも実践の舞台がやってきました。20日に開催された高校・大学・社会人の強豪が集まる女子硬式野球新潟大会。初戦の相手は高校の全国大会常連校・福井工大福井です。
先攻の医福大は1回、相手の立ち上がりを攻め、エラーとフォアボールで1アウト2塁1塁のチャンスを作ると、バッターは4番青木。はじき返すも相手セカンドの攻守に阻まれます。
先発マウンドを託されたのは、竹本。長い手足から繰り出すストレートが持ち味です。立ち上がりに迎えた1アウト3塁のピンチの場面。しかし、相手3番バッターから渾身のストレートで三振を奪いピンチを切り抜けます。
2回には味方の守備がエースを後押し。1アウトからのヒットでランナー1塁となりますが、ショートへの内野ゴロから6・4・3のダブルプレーを完成、内野の見事な連携で竹本を助けます。

先制点が欲しい医福大は3回、2アウトから2番村山が右中間を真っ二つに破る3塁打。絶好のチャンスを迎えます。迎えるはショートの守備が光る期待の3番・柳谷。その5球目。鋭く振り抜いた打球はレフトへの大きな当たりも、惜しくも守備範囲。得点を奪うことができません。
そのウラ、粘り強い投球を続けてきた竹本でしたが 連打を浴び2失点。

明るい笑顔で元気よく全力プレーを貫いた医福大ナイン。試合は3対0と悔しい結果に終わりましたが、次につながる課題と収穫を得た船出となりました。
■小川舞主将
「まず元気に笑顔で最後まであきらめないでプレーすることを目標にがんばった。」
■後藤桂太監督
「点数は1人では取れるものではなくてみんなで力を合わせてようやく塁を進めて1点が取れる。それぞれの良さをつなぎ合わせていけるチームになりたい。」

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