ママ友の子に【おにぎり】を握ってあげるも → ママ友は『困った顔』!「な、何で?!」その理由とは?

相手に喜んでもらいたくてとった行動が、実は相手にとってはただのありがた迷惑だったら……? そんな現実を知ってしまった私の友人A子。今回はA子から聞いた、ママ友の息子におにぎりをあげて失敗したエピソードを紹介します。

ママ友親子が自宅に来てくれた

建てたばかりのA子の自宅に、A子の息子が通う幼稚園で知り合ったママ友のB子親子が遊びに来てくれました。子ども同士が仲良しなこともあり、B子とは幼稚園の送迎時に会ったらよく話をする仲だったのですが、園以外の場所でB子親子と会うのは今回が初めて。さらに距離が縮まりそうで、A子の息子もA子も楽しみにしていました。

おにぎりが食べたいママ友の息子

B子親子はお昼ごはんを済ませてから、午後1時頃に遊びに来てくれました。しばらく室内で遊んでいたのですが、しばらくするとB子の息子が「ぼく、おにぎりが食べたい!」と発言。ちょうどお昼に炊いたばかりの白米があったので、A子は作ってあげることにしました。

この時B子は「大丈夫! 大丈夫! 持ってきたお菓子食べさせるから」と拒否していたのですが、B子の息子は「おにぎりが食べたい!」の一点張り。「B子はただ遠慮しているだけに違いない」と思ったA子は、パパっとおにぎりを作り、B子の息子に手渡しました。

おにぎりを作ってよかった!?

B子は少々困った顔をしていたようにも見えました。しかし、おいしそうに私の作ったおにぎりを食べる自分の息子を見て、B子は「ありがとう」と言ってくれたため、私は「喜んでもらえた! やっぱり作ってよかった」と思っていたのですが……。

後日、現実を知る、、、

しかし後日、ほかのママ友と話している際に、B子が軽度の潔癖症であることが判明。潔癖のB子は他人の手で作ったものを食べたくない、自分の子どもにも食べさせたくないというのが本音らしかったのです。

おにぎりを作ってあげたときにラップを使っていたとはいえ、半ば強引にB子の息子に勧めてしまったことを申し訳なく思ったA子でした。

普段の素振りからは、B子が潔癖症であることがわからなかったそうです。良かれと思ってしたことが、実はB子にとっては苦痛でしかなかったと判明し、今後の振る舞い方を改めるきっかけにもなりました。相手の気持ちを確認することって大切ですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:ichika.K

© 株式会社ファッションニュース通信社