【ボクシング】「最低でも金メダル」岡澤セオン選手 パリ五輪への意気込み語る

夏のパリオリンピックの出場が内定しているボクシング・岡澤セオン選手。2度目のオリンピックへ今の心境を語ってくれました。

パリ五輪 71kg級 代表内定・岡澤セオン選手
「ここから(オリンピックまで)100日を切ったので、本番に向けての練習に切り替えていく時期だと思っています」

ボクシング71kg級でパリオリンピックの出場が内定している岡澤セオン選手。4月19日、鹿児島県鹿屋市のジムで汗を流す姿がありました。

岡澤セオン選手
「やっぱり最近鹿屋で練習できる時間が短くなっている分、ここに帰ってくると原点なので、ここから始まったなと思い出して、改めて頑張ろうと思いますし、ここでの練習は手を抜けない。特に気合いが入る場所」

岡澤選手は2021年の東京オリンピックでは2回戦敗退。悔しい思いをしました。それでも、学んだことがあります。

岡澤セオン選手
「東京(五輪)のときもオリンピックの2週間のときに強くないと意味がないと実感して、僕はその1カ月後に世界チャンピオンになったけど、そこじゃ意味がない。あそこ(五輪期間)の2週間にどれだけ調整できるかを競っているところもあると思う」

山形出身の岡澤選手ですが、鹿児島も岡澤選手にとって特別な場所となっています。

岡澤セオン選手
「僕はいろんな人に支えてもらって幸せものだなと思ったし、改めて金メダルという形で何か返せたらなと思っているので、まずは少なくとも恩返しができるような人間になるために、金メダルを最低でも取りたい。金メダルをとりに行ってきます!」

自身2度目のオリンピックへ。前回の悔しさは世界最高の舞台で晴らします。

岡澤選手は4月下旬から海外や国内で合宿を行う予定で、7月27日からのパリオリンピック・ボクシング競技に臨みます。

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