JRローカル線の利用促進は?山口県は2680万円の予算でローカル線の活性化に取り組む

利用者の低迷が続くJRローカル線の利用促進にむけ、山口県内の自治体などが話し合う会議が22日、山口市で開かれました。

JRローカル線活性化連絡会議では、県内6つの路線の利用促進協議会の取り組みについて、担当の自治体が報告しました。

1日に平均何人運んだかを示す輸送密度について、山口県内では美祢線や小野田線など4路線5区間が1000人未満と利用者が低迷しています。

会議では運賃の補助やスタンプラリーなどの取り組みが報告されたほか、去年の豪雨で被災した美祢線については復旧後の利用促進の取り組みについて方向性の議論や効果を試算してきたことが説明されました。

県では各路線の利用促進協議会への補助金交付など今年度、2680万円の予算でローカル線の活性化に取り組むことにしています。

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