琵琶湖博物館 「トンネル水槽」23日再開

去年2月から閉鎖されていた琵琶湖博物館の「トンネル水槽」。22日からの再開を前に、クラウドファンディングの支援者らを対象とした内覧会が開かれました。

21日と22日に開催された内覧会には、企業や一般の支援者ら、合わせて38人が参加しました。

およそ1年2カ月ぶりの再開となった。「トンネル水槽」。県立琵琶湖博物館では、去年2月、ビワコオオナマズを展示する大型のアクリル水槽が破損しました。館内最大の「トンネル水槽」でも、小窓に小さなヒビが見つかったことから、これまで修復作業が行われてきました。修復費用はクラウドファンディングを募り、目標500万円の倍以上のおよそ1160万円が集まりました。

22日は、その支援者らを招待して一足早く「トンネル水槽」が披露され、水槽の中に魚を放すなどの体験も行われました。新しい水槽には、イワトコナマズやゲンゴロウブナ、そしてビワヒガイやスゴモロコなど、びわ湖固有種を中心としたおよそ750匹の魚が入れられ、びわ湖沖合の生態系が再現されます。

琵琶湖博物館のトンネル水槽は23日から再開されます。なお、事故が起こったビワコオオナマズの大型水槽再建のクラウドファンディングも、今年度、実施されるということです。

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