4月22日、静岡県東部で高齢者によるさい銭狙いが相次ぎました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、静岡県三島市東本町の無職の男(74)です。警察によりますと、男は22日午前7時半頃、静岡県清水町の寺院から、さい銭3,000円を盗んだ疑いが持たれています。
付近の人が犯行を目撃していて、話を聞いた住職が「さい銭泥棒がいる」と警察に通報して、事件が発覚しました。警察が現場に駆け付けた際、男は近くの駐車場にいたということです。
また、窃盗未遂の疑いで逮捕されたのは、裾野市茶畑に住む無職の男(67)です。警察によりますと、男は22日午後0時50分頃、沼津市大平の寺院からさい銭を盗もうとしたものの、未遂に終わった疑いが持たれています。犯行を見ていた住職が男を確保し、警察に通報したことで事件が発覚しました。
警察によりますと、どちらの寺院もさい銭箱は壊されていなかったということです。警察は、いずれの男についても容疑を認めているかどうかを明らかにしておらず、余罪を含めて捜査を進める方針です。
