明治安田J1リーグ、アルビレックス新潟は4月20日、京都と対戦し、リーグ戦では6試合ぶりの白星をあげました。
カップ戦から中2日で行われた20日のアウェー京都戦。
リーグ戦6試合ぶりの勝利を目指す新潟は前半10分。松田のパスに抜け出した谷口!自ら運ぶと切り返してシュート! 2試合連続ゴールを狙います。
続く前半28分、松田が右サイドから仕掛けると中央で宮本がシュート!右サイドの松田を中心にゴールに迫ります。
前半34分には松田が裏へ抜け出してシュート。弾かれたボールを拾うと藤原がつないで谷口!このボールがゴール左隅に突き刺さったものの、前のプレーがオフサイドの判定で得点とはなりません。
前半終了間際にはコーナーキックのチャンスからサイドバック藤原がダイレクトボレーで狙っていきますが、惜しくもゴールとはならず。0対0で試合を折り返します。
エンドが変わった後半14分、新潟は再び右サイドから攻撃。舞行龍のパスにサイドバックの藤原が抜け出すと、折り返して松田!相手にクリアされますが高木が粘って最後は谷口!ディフェンダーを背負いながら振り向きざまにシュート。新潟がリーグ戦、6試合ぶりに先制点を奪います。
〈アルビレックス新潟 谷口海斗選手〉
「ゴール前で(松田)詠太郎だったり高木善朗が粘り強く耐えてくれて、最後自分が決めきるという気持ちでゴールに向かって(足を)振れたのでそれがうまく決まってよかった」
その後、京都に押し込まれる時間が続きますが、GK小島が抜群の反応で得点を許しません。
前線には今シーズン加入した小野裕二が約1か月半ぶりに試合に復帰。身体を張ってゲームをコントロールし存在感を示しました。
新潟は最後まで集中を切らさず、このまま1対0で勝利。3月9日以来、リーグ戦6試合ぶりの白星となりました。
次の試合は4月27日、ホームでFC東京と対戦します。
〈アルビレックス新潟 松橋力蔵監督〉
「われわれは11人で攻撃して 11人で切り替えて11人で守備をする。そういうところがしっかり表現できたからこそ無失点につながったと思う。これは最後まで続けていかなくてはならない」
〈アルビレックス新潟 谷口海斗選手〉
「攻撃も守備も全員が体を張って勝利まで持ってこられて良かった。次も勝てるように頑張る」