能登半島地震の被災地へ 県土建部が来年3月末まで職員派遣へ

能登半島地震の被災地を支援するため、県の土木技師がおよそ1年間の長期間派遣されることになり、県庁で激励会が開かれました。

被災地の復興支援のため石川県の能登町に派遣されるのは、県土木建築部道路街路課の斎藤邦彦主任技師で、地震で崩れた水路や河川を復旧するための工事を発注する業務などにあたります。

激励会では前川土木建築部長が「慣れない場所での業務になるが、健康に気をつけて被災地の復旧・復興に貢献してほしい」と言葉を送りました。

県土木建築部 道路街路課 斎藤邦彦 主任技師
「大規模な災害でとても苦労されていると思う。同じ日本として、沖縄県もできることに貢献する責務があると思うので、その一助になれば」

斎藤さんは来月1日から来年の3月31日までの11か月間、被災地で業務にあたります。

能登半島地震の被災地に、県の土木建築部から職員を派遣するのは今回が初めてです。

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