森の中のカメラが捉えた…春になって活動始めたヒグマ ゆっくり木に近づき、においをかぐようなしぐさも 北海道各地でクマ出没に注意

カメラの前に現れたクマゆっくりと木に近づき、においを嗅いでいるように見えます。

しばらくにおいをかいでいると思いきや、突然…。画面の奥の方へ猛然と走り去っていきました。

北海道興部町の森で撮影されたクマです。

カメラは森を所有する黒澤さんが、動物たちの自然の姿を撮影しようと設置したもので、4月16日の午前9時半ごろ、今年初めてクマの姿を捉えました。

クマを撮影した黒澤徹也さん
「この場所は背こすりの木といって(クマが)背中をこすりに来る。(クマの)コミュニケーションの場。ほかのクマが来ているなど匂いを確認するためい集まる。例年からみたらだいたいこのくらい(の時期)だと思う」

ようやく春を迎えて、活動を活発化させるクマに改めて注意が必要です。

雪どけが進む春なので、外出する機会も増えてくると思いますが、一方で、クマの活動も活発になりますので注意が必要です。

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