「絶対に出る」自身を信じ練習 悲願のパリ五輪出場権獲得 ローイング日本代表・古田選手(鳥取・南部町)

2024年夏のパリ・オリンピックへ朗報です。鳥取県南部町出身の古田直輝選手が、ローイング競技でオリンピック出場権を獲得しました。TSKでは、帰国直後の古田選手から喜びの声を聞きました。

パリ・オリンピックの出場権を獲得したのは、鳥取県南部町出身でNTT東日本に所属する古田直輝選手です。

NTT東日本・古田直輝選手
「しっかり楽しんでやりたい、しっかり自分たちの力を出し切りたいという点が大きかったので、それが出し切れたレースだった」

帰国直後の空港で電話インタビューに応じた古田選手。21日に韓国で開かれたローイング競技(旧ボート競技・2023年から名称変更)のアジア・オセアニア予選で、宮浦真之選手とのペアで出場した軽量級ダブルスカル男子で優勝し、出場切符を手にしました。
古田選手は、前回東京大会の際はあと一歩出場権獲得に届かず、悔しい思いを胸にパリの舞台を目指していました。

NTT東日本・古田直輝選手
「例え東京五輪に出たとしても良い結果は出なかったのではないかと思っていて、自分が強くなることだけを考えて強化してきた」

悲願のオリンピック出場へ、米子工業高校時代の指導者など、これまで支えてきてくれたふるさとの皆さんへの感謝の気持ちが溢れます。

NTT東日本・古田直輝選手
「中学時代・高校時代からたくさん応援をいただいていて、ずっとオリンピックに出る、絶対出ると言葉に出しながら練習していたので、それを信じて応援・支援してくださった方々にとても感謝しています」

古田選手は近く、パリオリンピック出場切符獲得の報告のために里帰りしたいと話していました。

NTT東日本・古田直輝選手
「多大なる声援のおかげでオリンピックの出場枠を獲得することができました。
声援を大きな力としてオリンピックに挑むので応援よろしくお願いします」

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