大阪市北区堂島浜1丁目における再開発により、「大阪堂島浜タワー」が誕生。商業ゾーンは2024年4月、ホテル・観光展望施設は7月より順次開業する。
水の都大阪・堂島に複合施設「大阪堂島浜タワー」誕生へ
堂島は、水の都と呼ばれる大阪の中でも特に水との関りが深いエリア。三菱地所による大阪市北区堂島浜1丁目における再開発で誕生する「大阪堂島浜タワー」は、大阪のシンボル「御堂筋線」と「堂島川」を結ぶ賑わいとビジネスの発信拠点となる。
なお「大阪堂島浜タワー」は、長らく堂島のシンボルであった「大阪三菱ビル」の建て替え計画により誕生するもの。周辺の水辺空間と一体となった、水の都大阪の新たなランドマークとして生まれ変わる。
商業ゾーン・ホテル・観光展望施設がオープン
地上32階・高さ約143mの「大阪堂島浜タワー」は、商業ゾーン・ホテル・オフィスから成る複合ビル。そのうち1階から3階の低層階には、商業・健康増進施設、4階から15階はオフィス、16階には観光展望施設、17階から31階にはホテルがオープンする。
＜1階～3階＞飲食・物販店舗などが入居する商業ゾーン
1階から3階には、バラエティ豊かな飲食・物販店舗など全4店舗がオープン。挽きたて・淹れたてのコーヒーと手作りのコーヒーを楽しめるカフェと、酒屋小松屋が厳選した酒とセレクトショップの融合店「cafe boo & passion et nature 堂島浜店」をはじめ、コンビニエンスストア・ファミリーマート、世界で日本のみとなるゴルフ用品店「ピン(PING)」直営店の西日本1号店「ピン フィッティングスタジオ大阪」などが展開される。
＜17階～31階＞カンデオホテルズのフラッグシップホテル
17階から31階にオープンするのは、「世界で唯一の"4つ星ホテル"」をコンセプトに掲げるカンデオホテルズのフラッグシップホテル「カンデオホテルズ大阪ザ・タワー」。チェーン最大となる548室の客室を備え、上質な滞在を提供する。全客室から、大阪市内の眺望を楽しめるのもポイントだ。
地上135mの建物最上階に建設される展望露天風呂を備えた「天空のスカイスパ」も目玉の1つ。オートロウリュ付きのサウナを併設するほか、浴場からは大阪の街並みを一望できる。
＜16階＞大阪の街並みを一望する観光展望施設
16階の観光展望施設「(仮称) 御堂筋プレゼンテーションギャラリー」は、観光×眺望をテーマとした誰でも自由に利用できる空間へ。南側からは御堂筋・中之島を望む眺望を楽しめる。ウッドデッキテラスに加え、屋内にはカフェ、時間貸しでイベント利用にも使える展望会議室を配置予定だ。
隣接する堂島公園の再整備など
このほか、「大阪堂島浜タワー」敷地に隣接する堂島公園を再整備し、新たな水辺空間を創出。また、堂島公園から繋がる船着場も再整備することで、堂島川沿いにおけるさらなる賑わいの創出と、水と緑を活かした空間づくりを行う。
概要
「大阪堂島浜タワー」
開業時期：2024年4月より順次
所在地：大阪市北区堂島浜1-1-27
アクセス：京阪中之島線「大江橋」駅徒歩2分、大阪メトロ・京阪本線「淀屋橋」駅徒歩4分
敷地面積：357,188㎡
延床面積：約67,000㎡
主要用途：商業店舗(1、2階)、観光展望施設(16階)、ホテル(17階～31階)、人間ドック・健康診断等施設(3階)、オフィス(4～15階)、駐車場(地下1、2階)
階数：地上32階、地下2階、塔屋1階
高さ：約143m
構造：S造、地下一部SRC造
■商業ゾーン出店店舗
1階：cafe boo & oassion et nature、ファミリーマート、ピン フィッティングスタジオ大阪
2・3階：ウェルビーイング大阪堂島(健康診断センター)
■「カンデオホテルズ大阪ザ・タワー」
開業予定日：2024年7月17日(水)
客室数/客室サイズ：548室/約24～75㎡
