ことしのタケノコの出来は? 「表年」と「裏年」とは 豊作と凶作を繰り返すタケノコの秘密 《新潟》

田上町で旬の味覚、タケノコを楽しむイベントが開かれました。

実は、タケノコにはその年が豊作かどうかを表す「表年」と「裏年」があるといわれています。

ことしはどちらなのでしょうか?

竹やぶからひょっこり顔を出した旬の味覚・タケノコ。

4月20日、田上町でタケノコ掘りの体験会が開かれました。

<参加した子ども>

「いちばん、たのしい」

「とれた!ばっちり!」

「すっと採れる感じが楽しい」

Q)何にして食べたい?

「丸焼き!」

<体験した親子>

「この子もタケノコ大好きなのでしばらくタケノコ三昧になります」

実は、このタケノコ、5年目を過ぎると、1年後ごとに「表年」と呼ばれる豊作と「裏年」の凶作を繰り返すようになります。

はたして、ことしは・・?

<タケノコ掘りの名人 阪内机由さん>

「やわらかくておいしいタケノコが出ていますから、品質はかなり良いと思います」

ことしは豊作にあたる「表年」!味も抜群です。

<記者リポート>

「では、いただきます」

「食感がシャキシャキとしていて噛めば噛むほど甘みが出て、とても美味しいです」

町全体に17ヘクタールの広大な竹林があり県内有数のタケノコの産地と知られる田上町。

護摩堂山をはじめとした豊かな土壌がおいしさの秘密だといいます。

名産をPRしようと4年前から始まった「たけのこまつり」。

この日は、直売会も行われ、旬のタケノコを求めて長い列ができました。

<訪れた人>

「田上のタケノコは美味しいということを聞いていますのでそれで朝一番に8時ごろ並び始めたんです」

Q)きょうゲットできてどうですか?

「うれしい!」

「田上のは美味しい本当にやわらかいし、あくがない。だから来年もまた来るかな」

ことしは豊作となる「表年」。

田上町の「たけのこまつり」は4月29日まで開かれています。

旬のタケノコを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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