最大10連休のゴールデンウィークを前に、福島県内の観光地では、コロナ禍前以上のにぎわいを期待する声も聞かれます。
浦部智弘アナウンサー「飯盛分店では海外からの観光客が増えていて、白虎隊と書かれたＴシャツが人気だそうです」
会津若松市の飯盛山で土産物の販売などをする店では、客足の回復を見据え、去年の同じ時期に比べおよそ2倍の数の商品を仕入れています。
飯盛分店・飯盛尚子さん「暖かいじゃないですか。それもあって去年よりもっと多くの2倍、3倍の人を期待しています。1日1000人くらいに来てもらえれば」
また、今年は外国人向けに『白虎隊』と書かれたＴシャツの販売を始めていて、連休中は、インバウンドと国内旅行者の相乗効果を狙っています。
Ｔシャツを買ったオーストラリアから来た観光客「デザインが好きです。私たちは本当の日本の文化を体験し、地元の人たちと出会い、日本のすばらしい歴史を知ることができる場所に来たかったから来ました」
一方、観光客の増加で懸念することもあります。
飯盛分店・飯盛尚子さん「飯盛山近くの田んぼや畑の中をマイカーで来た人で踏み荒らしてしまったり、（参拝者との）接触事故を起こしたりとかそういうのが少し見られる」
5類移行後、初のゴールデンウィーク。観光地では、旅行者の受け入れの準備が進んでいます。
