【ノア】清宮海斗 ジェイク・リー下しGHC挑戦権ゲット! 王者ワグナーには敬意「めんどくさくない」

ジェイク・リーを下し、GHC王座挑戦を決めた清宮海斗

ノアの「MONDAY MAGICシーズン2 FINAL」(22日、東京・新宿フェイス)で、清宮海斗(27)がジェイク・リーとのGHCヘビー級選手権次期挑戦者決定戦を制し、イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.への挑戦権を手にした。

勝者が「WRESTLE MAGIC2024」(5月4日、東京・両国国技館)でGHC王座への挑戦権を得る試合は、序盤から両雄の意地が交錯する熱戦となった。先に仕掛けたのは清宮だ。相手の攻撃を巧みにかわすと、ドラゴンスクリューに低空ドロップキックで右脚にダメージを与えた上、コーナーで頭部に拳を振り下ろす。だが、すぐにジェイクからの反撃が。同じくコーナーでパンチを振り下ろされたかと思えば、さまざまな角度で首をひねる拷問技でダメージを与えられた。

それでも鬼気迫る表情で攻撃を耐え抜くと、ドロップキックやエルボーなどで反撃。一進一退の攻防に持ち込む。さらにジェイクの猛攻を受けながら、蹴り足をとらえてドラゴンスクリューで吹っ飛ばし、徐々にペースをつかむ。終盤にはチョークスラムで抱えられるもヒザを打ち込んで脱出し、コーナーへの三角飛びでジェイクの顔面を蹴って追撃。最後は雄たけびを上げ、変型の閃光魔術弾で打ち抜いて3カウントを奪った。

試合後、歓喜しているところに現れたワグナーに祝福された清宮は「めんどくせえ、めんどくせえって言ってるけど、ワグナー、あなたはめんどくさくない。最高のピープルズ・チャンピオンだ。そんな誰もが認めるチャンピオンから、両国で俺がベルトを取ってやる!」と豪語。さらに「諦めなければ明るい未来が見えてくるんじゃないですか? 両国で、俺がベルトを巻いてやる!」と意気込んだ。このまま王座返り咲きはなるか。

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