【多摩川ボート・東京スポーツ賞】金児隆太が予選ラスト大敗に反省「準優は一番いい状態で」

予選突破を決めた金児隆太

ボートレース多摩川の「第59回東京スポーツ賞」は22日、予選3日目が行われた。

金児隆太(36=群馬)は予選ラストの7R、4コースから最内差しを狙うも届かず6着。2日目まで1、1、3、3着とした貯金があり予選は突破したが「回転を合わせられなかった。Sも放ってしまったし情けない…」と大敗には反省しきり。「手前の部分をもう一度良くしたい。準優は一番いい状態で行きたい」と舟足の立て直しを図り、ペラ調整に汗を流した。

師匠は同支部の土屋智則。「3月に戸田のSGクラシックでも優出されていた。優勝戦は不完走失格になってしまったが、活躍は刺激になる」と、目標とする存在からパワーをもらっている。

「今節は去年の最優秀新人の大沢(風葵)くんもいる。同支部でうまい彼と戦えて光栄だし、群馬の勢いある中に僕も入っていきたい」。優出を決め、自らも存在感を放つつもりだ。

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