放送禁止用語に『アナ雪』いじりも 『デッドプール&ウルヴァリン』新予告&ポスター公開

7月26日に日米同時公開される『デッドプール&ウルヴァリン』の新予告とポスタービジュアルが公開された。

第1作『デッドプール』は公開当時世界興行収入850億円を超える大ヒットを記録し、その続編となる『デッドプール2』ではさらに記録を塗り替え世界興行収入1120億円を突破し、R指定映画の世界歴代記録をことごとく更新してきた『デッドプール』シリーズ。その第3弾となる本作では、ヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンがカムバックを果たし、2大ヒーローが共演する。

「デッドプール&ウルヴァリン」予告|7月26日(金)日米同時公開
公開された新予告は、デッドプールがウルヴァリンのもとを訪れるシーンから始まる。お得意の過激なジョークをぶちかまし、予測不可能なミッションの鍵を握るウルヴァリンを無理やり連れ出そうとするデッドプール。彼のジョークに対抗しながら重い腰を上げるウルヴァリンだったが、既にどこか雲行きが怪しい。すぐに互いの逆鱗に触れ、2人は1対1で熾烈な争いをはじめてしまう。ウルヴァリンに対して「お前は世界の救い方を知ってる」というデッドプールだったが、「俺はヒーローじゃない」と対立してしまう2人。一触即発の危うい関係の彼らだが、世界の命運を賭けついに共鳴(!?)。異色の名コンビ爆誕の瞬間のバックに流れるのは、マドンナの大ヒットナンバー「Like A Prayer」。リリース時、大きな物議を醸した同楽曲。祈りに強く導かれるような強烈な歌詞を持つこのラブソングの選曲は、物語の何を意味するのか。

ちなみに同映像では、デッドプールが「第四の壁」を破り、観客に向かって自ら「スローモーションの大アクション」「先が読めないストーリー」などと見どころをアピールする演出や、シリーズではお馴染みのデッドプールとルームメイトのブラインド・アルによるユーモラスな掛け合いシーンも登場。「コカインほしい」と、デッドプールさえも焦るNGワードで口火を切ると、軽快なテンポで最後には「雪だるまつくろう」といった、前作でも登場していたディズニーの大人気アニメーション『アナと雪の女王』のパロディとみられるワードも飛び出す。

あわせて公開となったのは、デッドプールとウルヴァリンの2枚の新ポスタービジュアル。それぞれのポスターには武器をクロスして構えたデッドプールとウルヴァリンが描かれ、デッドプールの刀にはウルヴァリンが、ウルヴァリンの爪にはデッドプールの姿が反射し写し出されている。果たして、やりたい放題のR指定ヒーローコンビ、デッドプールとウルヴァリンは共闘できるのか。2人が立ち向かうこととなる脅威とは。

(文=リアルサウンド編集部)

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