ウクライナ東部ハリコフのテレビ塔崩壊、ロシアのミサイル攻撃受け

[ハリコフ 22日 ロイター] - ウクライナ第2の都市、東部ハリコフ市にある高さ240メートルのテレビ塔が22日、ロシアのミサイル攻撃を受け崩壊した。地元当局はロシアによるテレビ施設を狙った攻撃が原因とみている。

ハリコフ州のオレグ・シネグボフ知事は「現在、デジタルテレビ放送の信号に障害が発生している」と発表。ミサイル攻撃時、作業員は避難所にいたため死傷者は出なかったという。

ロイターが入手した映像には、煙が立ち上る中、塔の支柱が真っ二つに折れて地面に倒れていく様子が映っている。

映像からは何を使用した攻撃かは明らかではないが、ハリコフ検察当局は、ロシアが攻撃にKh-59巡航ミサイルを使用した可能性が高いと述べた。

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