「ンハァー!!」と土佐犬を吸い、振り返ると……猫のまさかの姿に笑みがこぼれる

猫は見た!飼い主の「犬吸い」のふるまいを…

「犬吸いする飼い主を目撃した猫」がX(旧Twitter)で注目を集めています。

投稿したのは、Xユーザーの「@6464prpr」さん。

当ポストには2024年4月10日時点で3500件を超えるいいねが寄せられるなど話題となっています。

また記事の中盤では、犬猫の生涯必要経費についてもご紹介します。

※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

存分に土佐犬を吸っていた飼い主が目にした光景

『「ンハァーー!!!」と存分に犬を吸ってから振り返った時に見えた光景』というコメントとともに投稿されたのは、1枚の写真でした。

そこに写っているのは1匹の猫ちゃん。白猫の「ソウ」くんといいます。

顔を上半分だけ出して、まん丸の目でこちらに視線を送っています……。身を潜めて覗いていたかのような表情に、思わず笑みがこぼれてしまいますね。

そんな姿に癒された人は多いようで、ポストにはたくさんの反響がありました。返信欄には「ネコリアンは見た」「見てはいけないものを見た顔」「俺も…吸われるのか……」「嫉妬なのか……絶望なのか……!?」など、ソウくんの心境を推測する声が寄せられています。

吸われていた「アギト」ちゃんは、モチモチ感がチャームポイント

土佐犬のアギトちゃんは「吸い」心地抜群です!2枚目は「家政婦は見た!」猫ちゃんの写真をご覧ください。

話題となった「ソウ」くんと「アギト」ちゃんは、ともに山暮らしをする仲良し2匹です。

アギトちゃんは「モチモチした質感」がチャームポイントだといい、飼い主さんはXにて「添い寝をすると、どんな人間でも5分で眠らせてしまう弾力を持つと言われる、魔の餅」とユーモラスに紹介されたことも。

写真を見ると、身体の部位それぞれに、質感の魅力があることがわかりますね……!

まるで「家政婦は見た」状態のソウくん。

@6464prprさんのXアカウントでは、アギトちゃんとソウくんの日常を多数公開中です。癒しや愛があふれる写真ばかりなので、気になる方はご覧になってみてはいかがでしょうか。

「ンハァーー!!!✨」と存分に犬を吸ってから振り返った時に見えた光景 pic.twitter.com/I86ZlTd86L

— ジョーは犬&猫と共に古民家で暮らしている (@6464prpr) April 8, 2024

犬や猫を飼うために必要な「生涯必要経費」

ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます(投稿された内容については、この次のページにも続きますよ)。

犬や猫を飼うためには、フードや医療費はもちろんのこと、予防接種費、去勢手術の費など、多くの経費を必要とします。

一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行っています。

「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」の結果を元に、犬、猫それぞれの「生涯必要経費」はいったいどのくらいなのか、2021年から2023年のデータをご紹介します。

犬の生涯必要経費は、個体差には大きく左右されない結果に

まずは、犬の生涯必要経費を見ていきましょう。

犬の大きさ別にそれぞれご紹介します。

※()内は平均寿命
※ 犬の年齢ごとに算出した平均支出金額を平均寿命まで足しあげることにより算出

【2021年】生涯必要経費

犬全体:244万8784円(14.65歳)

  • 超小型:253万2347円(15.30歳)
  • 小型:217万3910円(14.05歳)
  • 中型・大型:231万7006円(13.52歳)

【2022年】生涯必要経費

犬全体:251万7524円(14.7歳)

  • 超小型:246万8346円(15.31歳)
  • 小型:246万133円(14.28歳)
  • 中型・大型:305万5401円(13.81歳)

【2023年】生涯必要経費

犬全体:244万6068円(14.62歳)

  • 超小型:255万4012円(15.07歳)
  • 小型:238万2200円(14.29歳)
  • 中型・大型:¥255万9186円(13.86歳)

2023年の中型、大型犬の飼育費用は昨年を下回っています。

特に大型犬の飼育費用は、昨年より約50万円も下回る結果となりました。

続いて、猫の生涯必要経費を見ていきましょう。

猫の生涯必要経費は、内猫と外猫で30万円の差がある

猫の生涯必要経費も見ていきましょう。

内猫(主に室内で飼育)、外猫(主に屋外で飼育)別にそれぞれご紹介します。

※()内は平均寿命
※ 猫の年齢ごとに算出した平均支出金額を平均寿命まで足しあげることにより算出

【2021年】生涯必要経費

猫全体:153万5678円(15.66歳)

  • 外に出る:136万2622円(13.75歳)
  • 外に出ない:168万8932円(16.22歳)

【2022年】生涯必要経費

猫全体:131万6467円(15.62歳)

  • 外に出る:132万3874円(14.24歳)
  • 外に出ない:130万1776円(16.02歳)

【2023年】生涯必要経費

猫全体:149万8728円(15.79歳)

  • 外に出る:124万9906円( 14.18歳)
  • 外に出ない:153万4047円(16.25歳)

2023年のデータでは、内猫と外猫で、生涯必要経費に30万円近くの大きな開きがみられました。

このように、ペットを飼育するには、猫で約150万円、犬で244万円と、決して少なくない費用がかかることがわかります。

迎え入れた家族同然のペットを、その寿命まで飼育するには責任が伴います。

本当に飼い続けられるか、ペットを飼う前によく考えることが重要ですね。

2匹の共通点は「甘えん坊なところ」

さて、投稿者さんに詳しいお話をうかがいました。

――普段はどのような子ですか?

私が帰宅すると音に気付いて、2匹揃って玄関前で待っています。

普段、犬はほとんどの時間ベッドの上にいて、猫は家中をパトロールしています。

――おもしろい、または珍しいクセなどはありますか?

犬の通り道を猫が仰向けの姿勢で遮って、邪魔している事があります。

――自慢のポイントは何ですか?

犬はモチモチとした感触、猫は三色団子と同じ配色の毛色・肉球・瞳です。

――その他、記事の読者の方にアピールしたいポイントはございますか?

甘えん坊な点だけが同じで、何もかもが正反対の凸凹コンビですが、仲良くまったりのんびり山暮らしをしております。

以上、SNSで話題の猫ちゃんでした。

参考資料

  • @6464prpr
  • 一般社団法人ペットフード協会「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」

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