日本水連は22日、今夏のパリ五輪に臨む水球男子の日本代表13人を発表し、白山市出身、金市工高OBの新田一景（いっけい）（26）＝ブルボンKZ＝が選出された。新田は初の五輪で、水球男子では石川県勢初。県勢のパリ五輪代表内定は2人目となる。
水球日本男子は昨秋の杭州アジア大会で53年ぶりの優勝を果たし、3大会連続となる五輪切符を手にした。パリでは8強入りを目標に、1次リーグB組で東京大会王者セルビアや開催国フランス、スペイン、ハンガリー、オーストラリアと戦う。
日本代表には富山市出身のエース稲場悠介（24）＝ブルボンKZ＝も名を連ねた。
石川県関係のパリ五輪代表には、ローイング（旧ボート競技）の男子軽量級ダブルスカルで小松市出身、小松明峰高OBの宮浦真之（27）＝NTT東日本＝が21日に内定している。
★新田 一景（にった・いっけい）23、24年世界選手権代表。23年杭州アジア大会金メダル。金市工高、新潟産大、ブルボンKZ。176センチ、79キロ。26歳。白山市出身。
