【ノア】清宮海斗が他団体参戦で痛感した方向性「僕が未来をつくっていく」

ジェイク・リーを下し王座挑戦を決めた清宮

ノアの清宮海斗(27)が、方舟マットのかじ取り役に復帰する。

22日の新宿大会ではジェイク・リー(35)とのGHCヘビー級選手権次期挑戦者決定戦を制し、5月4日東京・両国国技館大会で王者イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.(32)への挑戦が決定。ここ最近は拳王の嫌がらせで心を乱されていたが、この日は「ここ最近、面倒くさいこととか、面倒くさいこととか、面倒くさいこととか…。いろいろありましたけど、もう迷いは一切ないです」と笑顔。「やっぱりノアは、自分が引っ張っていかないとダメだと思うんで。やってやりますよ!」と拳を握った。

ここ1年ほどは新日本プロレスなど他団体に積極的に参戦。改めて痛感したことがある。「見たことがない景色を見て、そこで同世代の人たちと出会って、自然と『自分がいかなきゃな』という気持ちになっていました」と明かす。「若い人間がトップに立つことで団体が明るくなると感じたんで。両国で〝ピープルズチャンピオン〟であるワグナーを倒して、僕が未来をつくっていこうと思います」

なお拳王との今後について問うと、何も聞こえなかったかのように去っていった。視界にあるのはベルトのみ。雑音を遮断し前進あるのみだ。

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