吉岡里帆が「たったひとつの条件」を直訴…“広末涼子騒動”の新事務所に電撃移籍の舞台裏

2023年9月、ドラマ『時をかけるな、恋人たち』の撮影現場。同作は吉岡もファンの劇団「ヨーロッパ企画」の上田誠氏が脚本を務めた(写真・吉田 豊)

春は出会いと別れの季節。

広末涼子が退社した芸能事務所「フラーム」には、4月から吉岡里帆(31)が加入。前事務所が休業したためだ。

「前事務所からは吉岡さんだけでなく、担当マネージャーも一緒に移籍。2人で今後のことを慎重に進めていると聞きました」(芸能事務所関係者)

もともと地元・京都で学生演劇に励み、芝居に強い思い入れがある彼女。移籍にあたっては、意外な大物女優にも相談していたという。

「それは昨年、舞台で共演した渡辺えりさん。その舞台稽古に臨んでいたころ、前事務所内の不協和音が聞こえ始めていた。

渡辺さんとの共演を経て、吉岡さんは新事務所の幹部に『年に1本は舞台をやらせてほしい』と、条件をひとつ出しているんです」(演劇関係者)

吉岡は2023年、9社のCMに出演。広告代理店関係者が「彼女は『売れっコなのに親しみやすさを感じる』という理由で引っ張りだこ」と評価するなど、新事務所の“先輩”である戸田恵梨香、有村架純とも肩を並べる活躍ぶりだ。

「短時間の撮影で高額な報酬が得られるCMに対して、舞台は拘束時間が長いわりに実入りが少なく、事務所としては嬉しくない。フラームは広末さんの騒動で痛手を負ったこともあり、吉岡さんにはカネになる仕事をやらせたい。

ただ、即戦力の彼女を無下にはできず、『稼いでくれれば、あとは本人の好きなようにやらせよう』という方針だとか」(前出・芸能事務所関係者)

春の花は「桜」だが、女優の花形は「CM仕事」になったのか……。

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