宮崎市/新庁舎建設基本設計プロポ公告、5月17日まで参加受付

宮崎市は22日、老朽化した本庁舎などの現在地(橘通西)建て替えに向けた設計者を選定する宮崎市新庁舎建設基本設計業務」の公募型プロポーザルを公告した。1次審査書類の提出期限は5月17日。7月1日まで2次審査・価格審査書類の提出を受け付け同11日にプレゼンテーション・ヒアリングを行い、同下旬に審査結果を通知・公表する。
参加資格は単体またはJV。単体とJVの代表者は1級建築士事務所で2009年度以降に国内で延べ5000平方メートル以上の建築物の新築、改築、増築の基本設計か実施設計業務の元請完了実績があることなど。
基本設計以降は実施設計・施工一括(DB)方式を予定しているが、JVの構成員を含めて基本設計業務の受注者はDB事業者選定への参加を認めない。
業務内容は▽現第二庁舎など解体▽新庁舎新築▽新庁舎外構▽現本庁舎・第三庁舎など解体-の基本設計とDB事業者選定支援▽仮庁舎整備▽立体駐車場新築▽連絡通路など新築▽その他外構-の基本設計。履行期限は26年3月31日。提案限度額は4億8807万円(税込み、以下同)。
基本設計意図伝達業務は業務範囲外だが、基本設計業務受注に委託を想定している。基本計画での想定規模は延べ約3万9000平方メートルで免震構造を採用。概算事業費は約320億円。
担当は新庁舎整備課。

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