《見た目重視は女性だけ?》フジテレビ新人"貫禄"男性アナが話題も…TV局の“ルッキズム”志向が明るみに

明石家さんまもアナウンサー弄り辛いのでは?(C)日刊ゲンダイ

20日放送されたフジテレビ系「明石家さんまの推しアナGP」では、フジテレビの新人・上垣皓太朗アナウンサー(23)が話題になった。MCの明石家さんまから、「ベテランアナウンサー」と紹介されるほど。いわゆるイケメンアナではなく、貫禄あるタイプで、視聴者からも"ポスト軽部(真一アナ)"と注目されたが、一方で女性アナウンサーは……。

同番組は、FNS系列局のアナウンサーとフジテレビアナウンサー総勢37人が大集結。さんまが新たなスターアナウンサーを発掘するという内容だった。

《ものすごく古臭くてものすごくフジテレビらしいよね》《ハラスメント企画すぎでしょ》《男性は見た目に関係なくアナウンサーになれるのは羨ましい》《女性アナウンサーは綺麗可愛いで話が少し面白いで正解 男性アナウンサーは見た目よりもキャラクター重視だよなぁ #推しアナGP》《フジテレビ何してるの。一企業の一社員集めて公共の電波つかってさ。私物化にも程がある。調子乗り過ぎやろ》など、内輪ネタで盛り上がる姿勢にも賛否があったが、やはり女性アナウンサーは美人揃いだ。

「女性アナウンサーは『見た目重視感が拭えない』と視聴者の声が上がりました。元タレントやアイドル、芸能活動をしていた人も少なくありませんし、爪痕を残そうとするアナも、アナウンススキルよりも、天然っぽさやかわいらしさに焦点が集まっていました。見た目重視でなければ有名人のご子息ご令嬢だったり。上垣アナウンサーのような"一般の個性派女性アナウンサー"はいませんよね……。ドジャースの大谷翔平選手の結婚相手を巡って、女子アナじゃなくてよかったと議論になった時も、女子アナのルッキズム問題が俎上にあがりました。《多様性というのなら、アイドルとはいわんけど、アナウンサーにもブス登場させるべきですよね。それとも女子アナは顔面も能力の一部ってことですかね?ルッキズムを発揮してはいけないところで発揮しまくってますよね》《テレビ局がルッキズムの最たるものじゃないか》などと、今回の番組を見て、やっぱり女性はねと、見た目問題が再燃しています」(女性誌ライター)

一方で、男性アナたちは内定後にプチ整形したエピソードを披露したり、“老け顔”でいじりを受けている姿にも、SNSの一部視聴者は嫌悪感を抱いたようだ。

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