マダニが媒介する感染症 静岡県内で今年初めて確認 中部保健所管内で60代の女性が「日本紅斑熱」に感染

マダニが媒介する感染症が今年初めて静岡県内で確認されました。静岡県は注意を呼びかけています。

静岡県感染症対策課によりますと、中部保健所管内の60代の女性が「日本紅斑熱」に感染し、入院しました。

女性は10日から食欲不振や発熱などの症状が出たといい、広範囲に発疹があったことや、検査結果などからマダニにかまれて感染したことがわかったということです。

女性は快方に向かっています。

日本紅斑熱は重症化すると死に至る場合もあり、県は畑などに入る場合は長袖長ズボンを着用し、マダニにかまれないようにするなど注意を呼び掛けています。

県内では今年初めて患者を確認。過去5年では3人が死亡しているということです。

© 静岡朝日テレビ