女性警察官の自宅に侵入し、盗撮したなどの罪に問われている三島警察署元警察官の男の裁判で、検察は懲役２年６カ月を求刑しました。
起訴状によりますと、三島警察署刑事課元警部補の被告（３７）は おととし４月から去年３月にかけ女性警察官の自宅に侵入し、盗撮したり女性の服を盗んだりした罪などに問われています。
地裁沼津支部で行われた被告人質問で、被告は動機について「希望する部署への異動がかなわず、仕事のストレスを発散するためだった」と話しました。
検察側は論告で「警察官の知識を悪用し、女性の尊厳を無視した自己中心的で身勝手な犯行だ」などとして、懲役２年６カ月を求刑しました。
一方の弁護側は執行猶予付きの判決が相当と述べました。
判決は５月１７日に言い渡されます。
