紺屋町奥州懐道アンチック市、愛され40年 盛岡、ファンら続々

懐かしさを感じる雑貨などを手に取り、品定めを楽しむ来場者

 盛岡市の紺屋町奥州懐道(かいどう)アンチック市(実行委主催)は21日、開幕した。昔ながらの古き良き町並みが残る通りに、懐かしい雑貨やこだわりの品々が並ぶ。1984年に始まった市は今年で40周年を迎えた。朝から長年のファンや家族連れらが続々と訪れ、昔と変わらぬ穏やかな雰囲気を楽しんだ。

 同町の東北電力岩手支店から佐々木硝子店まで約300メートルの区間に、初日は26店が出店。広げたシートやテーブルの上に食器や衣類、レトロなおもちゃなどが並び、来場者は「これいくら?」「なんぼでもいいよ」などとやりとりしながら、夢中になって品定めした。

 11月17日までの毎月第3日曜日、午前8時~午後3時。雨天中止。問い合わせは実行委事務局(019.652.0879)へ。 

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