安全研究施設を一般公開 複合現実で高所作業体験 安衛研

労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所は4月17日、働く人の安全に関する研究施設(清瀬地区)を一般公開した。墜落実験施設やリチウムイオン電池の発火実験、生産設備の支援的保護装置など、労働災害防止へ向けた実験設備や研究内容を研究員が紹介した。VR実験室では、ヘッドマウントディスプレイを着用し、仮想空間に再現した足場映像と現実の足場部材を組み合わせた複合現実(MR)による高所作業体験を実施。臨場感のある体験は安全教育で有効性があることなどを説明した。

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