ストロール「SC出動時に前方のクルマが急減速し、接触を避けられなかった」:アストンマーティン F1第5戦決勝

 2024年F1第5戦中国GPの決勝レースが行われ、アストンマーティンのランス・ストロールは15位でレースを終えた。

■ランス・ストロール(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム)
決勝=15位(56周/56周)
11番グリッド/タイヤ:ソフト→ミディアム→ハード→ミディアム→ハード

2024年F1第5戦中国GP ダニエル・リカルド(RB)&ランス・ストロール(アストンマーティン)

 今日はいい成績を残せるはずだった。レースのスタート直後はソフトタイヤがいいパフォーマンスを発揮し、大事な場面でのオーバーテイクを決めて、ポイント圏内まで浮上した。VSCが出た時のピットストップのタイミングも適切だったから、おそらく9位には入れたと思う。

 ところが、セーフティカーが出動した時に、一種の連鎖反応で前方のクルマが次々と急減速したんだ。僕はそれに対する反応が間に合わず、ダニエル(・リカルド)との接触を避けられなかった。腹立たしいことに、結果として僕にペナルティが科されたけど、あの出来事の原因は、集団の前の方にいた誰かが急ブレーキを踏んだことにある。

 ピットでフロントウイングを交換した後、僕は最下位に転落し、レースは事実上そこで終ったも同然だった。ポイント獲得のチャンスを逃して残念だ。気を取り直して、またスプリントフォーマットで開かれる次のマイアミに臨むよ。

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