【初の出荷】宮城県産イチゴがグアムへ「世界に販売先を広げていく」

【画像】グアムに出荷されたイチゴ

宮城県産のイチゴが22日、初めてグアムに向けて出荷された。

出荷されたのは県内の10の農業法人などが栽培した約1トンで、このうち山元町の農業生産法人ではスタッフがパック詰めなどの作業に追われていた。

県産のイチゴはこれまで、タイやシンガポールなど東南アジアの5か国に出荷されてきたが、グアムで日本の量販店が新規オープンするのを機に引き合いがあり出荷が決まった。

山元町の農業生産法人専務

「これから人口が減少していく中で国内市場と地産地消では限界。世界に販売先を広げていく必要がある」

イチゴは成田空港を経由して25日にグアムに到着し、その後も6月下旬までに約10トンが出荷される予定。

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