ロッテ、GPSデバイスを活用し怪我の予防、選手のコンディションを管理

ロッテは22日、医療、栄養、コンディショニングのサポートしている順天堂大学と更なる提携強化として、CATAPULT社製のGPSデバイスの活用、運用サポートを受けることになったと発表した。

GPSデバイスとは、選手が練習中に装着することで一人ひとりのスピードや走行距離などをデータ化することができ、そのデータを活用することにより怪我の予防、選手のコンディション管理、練習強度のコントロールに役立てられるウエアラブルデバイス(体に装着するコンピューターデバイスのこと)。選手の主観的な感覚にデータによる客観的な評価が加わることで、選手の状態を正確に把握し、選手に適した練習メニューの設計や怪我から試合復帰する上での判断基準に活用することができるようになった。順天堂大学にはGPSデバイスで取得するデータの分析業務のサポート及びチームスタッフへの学術的な助言でサポートしてもらっている。

▼ 弘田雄士ハイパフォーマンスコーディネーターコメント
「CATAPULTのGPSデバイスを着用することで、選手の走行距離や最大スピード、最大心拍数などのデータを取得しています。そのデータを怪我発生リスク防止ための指標として活用することで適切な練習量や練習強度をマネジメントすることができます。今後も順天堂大学と連携しながら蓄積したデータを活用していくことで、選手のコンディショニング管理により一層役立てていきたいと思います」

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