子どもとふれあう、幸せな時間のひとつであるはずの寝かしつけ。しかし、なかなか寝てくれないなど、大変な時間になってしまうこともあります。そんなとき役立つのがおもちゃですが……。子どもの寝かしつけに悩むママからの、ユニークなSOSがX（ツイッター）で大きな話題になっています。いったい、何が起きていたのでしょうか。投稿者のもちこ（@mochi1121mochi）さんに、詳しいお話を伺いました。
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ママの切実なお願い「新幹線の寝かしつけ方教えて」
「新幹線の寝かしつけ方教えて。4歳が寝なくてね……寝ようって言っても新幹線がねんねしてからって言って、全然寝てくれない」
そんなSOSコメントを添えて投稿された写真には、敷布団のように置かれた絵本の上に、きれいに並んだ4台の新幹線のおもちゃが。そっとタオルをかけられ、まさに「寝かしつけ」られています。子どもならではの発想にほっこりしますが、新幹線の“ねんね”を4歳に納得してもらうのは、なかなか難しそうです。
この心温まる一枚には、5.5万件もの“いいね”が集まりました。リプライ（返信）には「かわいい。布団で一緒に寝て、子どもに新幹線を寝かしつけてもらったらどうですかね？ 自然に子どもも寝そう」「ワニワニパニックにしか見えない」「シールで目つぶってるみたいなの貼ってみたらどうかな？」「かわいい そんなこと言うんですね」「一緒に新幹線寝かしつければたぶん寝る、気がする……」「アイマスクを手作りとか？」「牛乳パックとかで車庫作っちゃったらどうかしら？」など、子どもに“新幹線が眠りについた”と納得してもらうためのアイデアが数多く寄せられています。
いつも寝室に持ち込むのはひとつだけの約束のおもちゃ 翌日にも…
4歳の息子さんと生後8か月の娘さん、2児を子育て中のもちこさん。今回、息子さんの主張に困り果て、「同年齢のお子様をお持ちの親御さんは、こういうときどうしているのか？」を聞いてみたくなり投稿したといいます。
息子さんは電車のおもちゃが大好きで、さまざまな車両のおもちゃを所有。複数台持ち込むと遊んでしまうため、寝る前に「今日は誰と寝る？」と声をかけ、ひとつだけ寝室に持って入るのを許しています。ただ、この日は「どっちかはかわいそうだよ、泣いちゃうよ」「みんな仲良しだから、一緒に“ねんね”させる」と主張。はやぶさ「E5系」「H5系」のどちらも連れていきたいとの願いを聞き入れました。
その結果、「（はやぶさは）まだ寝てない」「寝るまで寝ない」という展開に。リプライでもらったアドバイス「シールに寝てる目を描いて貼ってみる」作戦を実行しようか悩んだそうです。しかし、「はやぶさにも絵本を読んであげようね」と息子さんがお気に入りの絵本を一緒に読んでいるうち、無事に眠ってくれました。
今回の大反響に「みなさんから、育児頑張れと温かな応援をいただきうれしかったです！ 優しいコメントばかりで、いろんなアドバイスもありがたかったです」と話したもちこさん。先日、40歳の誕生日を迎え「40代も楽しんで、育児を頑張りたいと思います」と、素敵なコメントに励まされているといいます。
一方の息子さんは翌日、ドクターイエローを並べ、再び新幹線の寝かしつけにチャレンジ。その夜も、絵本作戦で乗り切ったそう。これからも、明るく心なごむ育児の投稿を見られるのが楽しみですね。
