海が見えるカフェ&すし屋 雲仙・小浜に本格オープン! 選果場を現代風に 長崎

横長の窓から海が見える「海音」の店内=雲仙市小浜町

 長崎県雲仙市小浜町に橘湾を見渡せるカフェとすし屋が19日、本格オープンした。地元の活性化を目指す一般財団法人「OBAMA ST.(オバマ ストリート)」が、ジャガイモ選果場として使われていた倉庫を現代風に改修した。
 場所は小浜温泉街から南下した国道251号沿い。黒と青を基調にした外観で、鉄筋2階建て、延べ床面積約200平方メートル。14台駐車できる。
 カフェ「海音(かいおん)」は、「海が見えるサードプレイス」がテーマ。コーヒーをはじめ飲み物や地元のスイーツ、パンなどが購入できる。Wi-Fiサービスを無料で利用可能。2階にはコンセントを備えたカウンター席やソファがある。
 田中幹人マネージャーは「小浜の魅力を感じてもらい、交流人口を増やしたい」と話した。午前11時から午後6時(月、火、水曜は同4時)まで営業。木曜定休。

倉庫を改修してオープンした「海音」「WADATSUMI」の外観=雲仙市小浜町

 すし屋「WADATSUMI(わだつみ)」は海音の1階奥にある。店名は「海の神」の意味。カウンター8席があり、地産地消のすしと創作和食のおまかせコース(1万円)を提供する。予約制でインターネット(https://www.tablecheck.com/ja/sushi-wadatsumi)だけで受け付ける。
 萩尾征司統括料理長は「店の雰囲気も味わってほしい」と語った。営業時間は正午からと午後6時から。金土日だけ営業。

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