去年12月に青森県の八戸自動車道でトラックから外れたタイヤが衝突して男性1人が死亡した事故で、東北運輸局岩手運輸支局は、このトラックを所有する運送会社・盛運輸（青森市）に対して、トラック2台の使用停止命令（10日間）を出しました。
事故は去年12月4日に八戸自動車道を走行中の盛運輸の岩手営業所（矢巾町）のトラックからタイヤが外れ、道路の保全作業中だった男性にぶつかり、この男性が死亡したものです。
東北運輸支局と岩手運輸支局が監査を行った結果、安全性を確保するため省令で定める事項を順守していなかった貨物自動車運送事業法違反などで、4月15日付でこの会社が所有するトラック2台の使用停止命令を出しました。期間はどちらも4月22日から5月1日までです。運転者に対する指導・監督を適切に行っていなかったとして改善を求める文書警告も行いました。整備管理者1人の解任命令も4月22日付で行いました。
