サクラを記念植樹 日本とウクライナの友好親善を願い 福島県猪苗代町のホテルリステル猪苗代で

日本とウクライナの友好を願い植樹するコルスンスキー大使(左から2人目)、鈴木社主(同3人目)ら

 日本とウクライナの友好親善を願うサクラの記念植樹は22日、福島県猪苗代町のホテルリステル猪苗代で行われ、世界平和を祈った。

 リステルなどでつくる国際親善さくらの記念植樹祭実行委員会の主催。1998(平成10)年から各国の大使らを招いて催しており、今回で21カ国目。

 実行委員長の鈴木長治リステル社主が「人々が手を取り合う平和を願う」とあいさつした。ウクライナのセルギー・コルスンスキー駐日大使はロシア侵攻を受けるウクライナへの支援に謝意を示し、「力を合わせて平和を実現する」と述べた。二瓶盛一町長らが加わり、シダレザクラ2本を植樹した。

 席上、ホテルリステル猪苗代の宿泊者らから寄せられたウクライナ支援金50万円を鈴木社主がコルスンスキー大使に手渡した。従業員が折った千羽鶴も贈った。

© 株式会社福島民報社