バレー元五輪代表・中垣内祐一(56)「お金じゃない」2年前から福井県で米作り農家に…育てた“お米”の評判は?

バレーボール男子の元日本代表で監督も務めた中垣内祐一が、4月22日放送の『有吉ゼミSP』に出演。2年前に実家のある福井県に帰った中垣内にカメラが密着した。

大学生の時に日本代表に選ばれ、1992年にはバルセロナ五輪で6位入賞。2021年東京五輪では監督として29年ぶりの7位入賞を果たした中垣内。現在は56歳に。実家を訪ねてみると、トラクターに乗っている中垣内を発見。実は中垣内家は、江戸時代から10代続く米農家だという。田んぼの広さは35ヘクタールで、東京ドームおよそ7個分。年間160トンのお米を作っているという。

スーパーにも並んでいる中垣内家が作ったお米。品種は福井で生まれた『ふくむすめ』と『ピカツンタ』という銘柄。POPには地元の英雄・中垣内の写真も貼られていた。「米農家はもうかる?」とのスタッフの質問に、中垣内は「もうからん。お金じゃないんだよね。お客さんが“おいしい”って言う声を聞きたいんだよ。そういうロマンがあるんだよ」と答えた。

米を作りながら、福井工業大学で教授も務めている中垣内。付属の中学・高校・大学のバレー部の総監督も引き受けている。中でも高校の男子バレー部は、今年の春高バレーで福井県勢初の準優勝に輝いた。この日は、中学の女子バレー部におにぎりの差し入れ。ほおばる生徒たちの姿を見てうれしそうな中垣内。さらに中垣内は、米作りに携わってくれているスタッフにも気遣いを見せ、「若い人たちが米を作るのに夢を持って取り組めるようにするには、給料が上がってないと魅力を感じてくれないから、そこは上げていかないとあかんと思う」と語った。

スタジオには、中垣内が作った『ピカツンタ』のほかほかご飯が登場。福井県の名物である『もみわかめ』をふりかけて振る舞われた。「粒の大きいコシヒカリというイメージ」という絶品のご飯に一同は舌鼓を打った。

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写真提供:(C)日テレ

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