トム・ホランドが主演を務める『スパイダーマン』シリーズ第4弾は、現在企画開発中だという。トム本人がDeadlineに明かした。
第4弾に戻ってくるかと問われたトムは、「シンプルに答えるなら、僕はいつだって『スパイダーマン』映画をやりたい。僕の人生とキャリアは『スパイダーマン』のおかげ。だから、シンプルな答えはイエス。いつだって、続きを作りたいと思っている」とシリーズへの愛の深さを明かす。ただ、サプライズ満載の第3弾『スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム』（2021）が批評的にも興行的にも大成功を収めたことによって第4弾で越えなくてはならないハードルも高くなり、安易に企画を進めることはできなくなっているようだ。
「僕たちはそれがどんなストーリーであれ、この業界で最高の人材を集めて取り組んでいる。だけどそれを解決するまで、僕たちには守らなくてはならないレガシーがある。第3弾がたくさんの意味でとても特別だったから、（第4弾で）正しいことをしていると確実に思えないといけないんだ」
トムにとって、これほど早い段階で『スパイダーマン』シリーズの企画に関与したのは初のことだといい、「僕はただ見て、学んでいる。僕にとっては、本当に楽しい段階だよ。さっき言ったように、みんなが第4弾を実現させたいと思っている。だけど、同じことをやりすぎないようにしたいんだ」と続けていた。
ヒットが約束されている『スパイダーマン』シリーズ第4弾は、スタジオにとって優先案件であることは間違いない。ストーリーの突破口はまだ見つかっていないようだが、それが見つかり次第、製作はスピーディーに進行していくことになりそうだ。（編集部・市川遥）
