「抹茶スーパーファクトリー」を訪ねて 中国貴州省

「抹茶スーパーファクトリー」を訪ねて 中国貴州省

 【新華社銅仁4月23日】中国西南地域に位置する貴州省では、茶の栽培面積が国内最大となる700万ムー(約4670平方キロ)に達している。茶葉の販売や研究開発、総合利用を積極的に探求している。

 「世界的抹茶スーパーファクトリー」と呼ばれる同省銅仁市江口県の貴茶産業パークは、世界自然遺産に登録された梵浄山の麓にある。長さ278メートル、幅48メートルの工場で年間約4千トンの製品を生産し、国内30都市以上と日本、英国、フランスなど40を超える国・地域に出荷しており、販売量は国内トップを維持。2018年から産業パークを運営する貴州貴茶集団はわずか5年で販売額が1億元(1元=約21円)を超えた。

 同集団は抹茶文化の普及にも取り組み、茶芸を通じた交流活動も予定しているという。(記者/崔暁強、陳嫱、駱飛)

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