ジョコビッチにローレウス賞、女子はサッカーのボンマティ

[マドリード 22日 ロイター] - 世界で活躍したスポーツの個人、団体に贈られる「ローレウス・スポーツ賞」が22日に発表され、男子はテニスのノバク・ジョコビッチ(セルビア)、女子はサッカーのアイタナ・ボンマティ(スペイン)が選出された。

ジョコビッチは2023年9月の全米オープンで、マーガレット・コート(オーストラリア)に並ぶ男女を通した最多24回の四大大会優勝を達成。昨年は全ての四大大会で決勝に進み、全豪と全仏も制した。ジョコビッチの受賞は5回目。

一方、2回目の受賞となったボンマティはワールドカップ(W杯)で母国の優勝に貢献し、最優秀選手賞(MVP)も受賞。サッカー専門誌フランス・フットボール選定の権威ある最優秀選手賞「バロンドール」などにも選ばれた。

また、カムバック賞は体操女子のシモーン・バイルス(米国)に。金メダルを期待された2021年の東京五輪の最中に精神的な理由により一時競技を離れ、その後2年間の休養を経て復帰すると、昨年の世界選手権で4つの金メダルを獲得した。

© ロイター