妻の死に打ちのめされている『ハリー・ポッター』俳優、SNS休止…子供たちが発表

ワーウィック・デイヴィスと妻のサマンサさん - Dave M. Benett / WireImage

映画『ハリー・ポッター』シリーズでフリットウィック先生や小鬼のグリップフックを演じたことなどで知られる俳優ワーウィック・デイヴィス(54)が、SNSを休止することになった。ワーウィックは先週、妻のサマンサ・デイヴィスさんが53歳で死去したことをBBCに明かしていた。

ワーウィックは22日に「もうここでやることはない。退出するよ」という言葉と共に、割れたハートの絵文字をツイート。ファンから彼の精神状態を心配する声が殺到し、1時間後にはワーウィックとサマンサの子供であるアナベル(27)とハリソン(21)が釈明する事態に。二人は父のアカウントを使って、「父を心配してくれた皆さん、ありがとうございます。父はソーシャルメディアから離れて過ごしています。最後の投稿が皆さんを心配させてしまったとしたら、父は謝罪します。わたしたちは、皆さんの愛とサポートに感謝しています」とつづり、ファンを安心させた。

ワーウィックと女優のサマンサさんは『ウィロー』(1988)の撮影現場で出会い、それから3年後に結婚。『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』には夫婦で出演したほか、二人は小人症の人々とその家族をサポートするチャリティー団体「リトル・ピープルUK」も設立している。

ワーウィックは妻の死に際し、「妻でソウルメイトで親友。献身的な母親、僕の一番のお気に入りの人間。最も信頼できる人で、僕がキャリアでやった全てのことの熱烈なサポーター。そんな人が、亡くなりました。僕が知る中で最もオープンで温かい人。彼女の死は、僕たち家族の心に巨大な穴を残しました。彼女のハグが恋しいです」と悲痛な声明を出していた。(編集部・市川遥)

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